犬かコヨーテか? テキサス州で保護された動物 DNA検査の結果で分かった正体
先月、米テキサス州ダラスの路上で、ダラス市警によって、コヨーテとも犬とも判別しがたい“子犬らしき動物”が保護され、話題になった。
この子は「トースト」と名づけられ、動物保護団体「ダラス動物サービス(DAS)」で一時的に保護されることに。写真は、地元テレビ局WFAAの記者レベッカ・ロペスさんが自身のツイッターに投稿したもので、保護された直後のトーストだ。
トーストが犬ならば、普通に保護犬として飼い主を見つけて養子縁組することも可能だが、コヨーテだったらそうはいかない。犬かコヨーテか、それともその2つの雑種かに注目が集まる中、DASはトーストのDNA検査を行うと発表。その結果が今月10日に発表された。
WFAAによると、トーストの遺伝子構成は、ジャーマンシェパード42%、シベリアンハスキー38.6%、オーストラリアン・キャトル・ドッグ19.4%。つまりトーストは、コヨーテの血は混じっていない「完全な犬」だと判明した。
これを受け、DASは早速、飼い主探しを始める予定で、決まり次第、SNSなどで公表するとしている。優しい飼い主が見つかりますように!