コロナが5類になったらどうなる? 気になる「6つのルール変更点」をチェック
新型コロナ感染症対策のマスク着用が個人の判断に委ねられたことにより、マスクを嫌がる人たちの「マスク外せ警察」といった問題も浮上している。とはいえ、メディアが大騒ぎしている割に多くの人は冷静。着用は状況に応じて判断したらいい。それより知っておくべきことは、これから感染症対策の扱いがどのように変わるかだ。
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〈日本政府は3月13日からマスク着用を解除すると発表し、JR東日本も新幹線と指定特急を除き、山手線などの普通列車に乗る際のマスク着用は不要と発表しました〉
台湾・香港人向けの日本観光情報サイト「ラーチーゴー!日本」に書かれた中国語の翻訳だ。
これに先立ち日本政府は、3月1日から中国からの渡航者の入国制限を緩和しており、外国人観光客が大挙して日本を訪れることが予想される。
「日本の桜も外国人観光客にとっては楽しみのひとつ。情報サイトには桜前線の予想マップも掲載しており、前線をたどって観光される外国人も増えています」(サイトを運営するジーリーメディアグループの担当者)
そのため日本のルール変更は海外の人も気になっているようだ。
前述の通り、JR各社と私鉄各社は乗客にマスクの着用を求めない方針。宝塚歌劇や劇団四季など一部にこれまで通り場内での着用を推奨するところもあるが、イオンやイトーヨーカドーといったスーパー、あるいは東京ディズニーリゾートやUSJなどの大型テーマパークも「ノーマスク」でよくなる。
もっとも、医療機関や高齢者施設を訪れる際、もしくは自ら発熱や咳があった場合はマスクをするのがマナー。これはルールというより個人の良識の問題だ。