アナタの近くにも“高市早苗”はいる…責任逃れで開き直る人ってどんなタイプ? どう攻略?
「開き直りがイマドキの政治家の“お家芸”とすれば、高市経済安保担当相は“家元級”ですね」(永田町関係者)
総務省が作成を認めた放送法の解釈変更に関する行政文書をめぐって、「捏造でなければ辞職する」とタンカを切ったはずの高市大臣は「なぜ不正確な文書に従って私が辞めなければいけないのか」などと開き直り、文書は「捏造」と繰り返している。さすが家元級、型にブレがない。
まあ、開き直るのは政治家に限った話でもないだろう。アナタの会社にだっているはず。
「私はそんな指示を出した覚えは一切ない!」なんて開き直って責任逃れする上司に辟易した経験のひとつやふたつ、サラリーマンならあって不思議じゃない。
明大講師の関修氏(心理学)は「高市大臣はどうか知りませんが、責任逃れで開き直るのは自分に自信がない、虎の威を借るキツネタイプによく見られます」とこう話す。
「そもそも自分に自信があれば、素直に非を認めて謝れるもの。自信がないから、自分の身を守るためにヒステリックに責任転嫁するなど、攻撃的な態度に出る。ただ、そうやって虚勢を張れるのも、強力な後ろ盾があってこそ。会社なら役員にかわいがられているとか、〈いざとなれば援護射撃してもらえる〉などと高をくくっているから開き直れるわけです」