高市早苗氏が捏造発言を繰り返すワケ 過去の国会でも「捏造、ひどい捏造、悪質な捏造」などと多用
放送法の解釈変更に関する行政文書について、国会答弁で「捏造」と繰り返している高市早苗経済安全保障担当相。
8日の参院予算委員会では、立憲民主党の小西洋之参院議員が2015年2月~3月の行政文書に記されたレクの内容や、高市氏と安倍晋三元首相が電話でやり取りしたとされる記述について確認。「レクそのものがなかったのか」「(高市発言とされる文言について)ひと言も言っていないのか」などと聞くと、高市氏は「そうです」と答弁。「私が発言したことのない記述がなされている」「ありもしないことをあったかのように作られた。捏造だと私は考えている」と語気を荒げた。
この行政文書が作成されていた2015年といえば、高市氏が総務相だった時だ。仮に高市氏の主張が正しければ、自身が大臣だった時に捏造文書が作られていたことになるわけで、それはそれで当時の大臣としての管理不行き届きという責任が問われても不思議ではない。
まったくの偶然だろうが、高市氏はこの頃、今と同様、国会の内外で「捏造」発言を重ねていた。