SNS「昆虫食」論争が飛び火…河野太郎デジタル大臣 1年前の“コオロギ推し”がヤリ玉に
タレントの中川翔子(37)が1日、自身のTwitterを更新。「コオロギとか絶対食べません」と宣言してSNSでは賛同の声が集まっている。先月28日には一部ネットニュースで、徳島県小松島市内の県立高校が、コオロギパウダーを使った給食を試食させてクレームが相次いでいると報じられていた。
近年、「昆虫食」は食糧不足対策として注目されている。とくにコオロギを使った加工商品が多く出回っており、たとえば敷島製パン(Pasco)が2020年12月から「コオロギ カフェ」ブランドをスタート。現在もコオロギパウダー入りのクロワッサンやバウムクーヘンなどをオンライン販売している。
それが、先月になって「昆虫食」に嫌悪感を示すユーザーによって、敷島パンもSNSで炎上騒ぎになっている。
そこからさらに飛び火して名前が上がっているのが、河野太郎デジタル大臣(60)である。河野氏は、22年2月に開催された徳島発のベンチャー企業のイベントにゲストとして出席。食用コオロギ養殖の「グリラス」が提供するコオロギエキスと塩コショウで味付けした「乾燥コオロギとミックスナッツあえ」を試食し、「おいしい」と話していた。22年2月19日付の自身のTwitterでも「今日のおやつはナッツとフタホシコオロギ。」と呟いている。それから1年経った現在、当時の記事やTwitterのキャプチャーが出回り、批判が相次いでいる状態だ。