中国の偵察気球に世界がピリピリ!ところが日本は「気球に聞いてください」とスルーの過去
どうやら世界各国の上空を漂っているようだ。
米軍に撃墜された中国の偵察気球と似た特徴を持つ「謎の飛行物体」が南米コロンビア上空でも見つかったとして、コロンビア空軍が監視していたと報じられた。
同空軍は、この浮遊物が「高度1万7000メートルの上空を平均時速46キロで飛行しているのを確認したという。
読売新聞によると、偵察気球は<中国軍で宇宙やサイバー、電子戦などを担当する戦略支援部隊が背後で運用に関与しているとの見方が出ている>と報じているが、これが事実であれば今、世界では一体、中国の偵察気球が何機飛んでいるのか。各国の軍隊、諜報機関が神経をとがらせているに違いない。
そんな中、日本のSNSなどでみられるのが、<のんびりしとるな日本は>、<やたらと安全保障が重要と連呼しているけれど、危機感はこの程度なんだよ>といった声だ。
どうやら、今回、見つかっている偵察気球とそっくりな「謎の飛行物体」が2020年6月に宮城県仙台市の上空などで確認されていたにもかかわらず、政府や防衛省が問題視せずに「スルー」していたことを指摘しているらしい。なるほど、当時の大臣会見を振り返ると、河野太郎防衛相は、この「謎の飛行物体」について、ほとんど「ノーマーク」とも言える発言を繰り返していた。