「ルフィ」が溺れたダイナマイトボディー…ピロートークから漏れた詐欺グループの全容

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「どっかにいいオンナはいねえのか。いたら回してくれよ」

 2019年の初頭、自らを「実業家」と名乗り、フィリピンを拠点に事業を展開していた男は東京から来た知人にこう話したという。

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 同年3月、当時29歳だったキャバクラ嬢がマニラを訪れ、その30代半ばの男と会った。後に日本国内で約2300人から約60億円をダマし取った特殊詐欺グループのリーダー、渡辺優樹容疑者(38)と、日本から現地への現金の「運び役」として事件の“片棒”を担いだ「タナカ」(32)との最初の出会いだった。

「当初、彼女はフィリピンまでの『出張キャバクラ』のノリで遊びに行ったそうです。渡辺は、彼女の男を魅了する顔立ち、はちきれんばかりのダイナマイトボディーに目がくらみ、とりこになった。当時、渡辺には嫁がいたが、すぐに彼女に夢中に。『オレの仕事を手伝ってくれないか』と誘い、翌月には日本から2000万円の現ナマを飛行機でマニラまで届けさせたのです。それ以降もダマし取った金がたまるたびに、マニラまで呼び寄せていた」(詐欺グループ関係者)

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