英国の宝探し初心者が発見!「16世紀の黄金のペンダント」はヘンリー8世に関連か?
宝探しの初心者が、16世紀前半、イギリス絶対王政の時代に君臨した国王ヘンリー8世のものだった可能性がある黄金のペンダントを発見した、と話題になっている。
1月31日、大英博物館が明らかにしたところによると、2019年のある日、英中部バーミンガムでカフェを経営しているチャーリー・クラークさんは、郊外ウォリックシャーの野原で、その半年ほど前に購入した金属探知機を使って宝探しをしていた。
そのうち探知機が故障を起こしそうな変な音を出し始めたため、「もうやめるか」と思った次の瞬間、地中の金属を探知した音が鳴った。
掘り起こして出てきたのは、ネックレスとそれについていたとみられるや黄金のハート形のペンダント!
片方には英チューダー朝を表すバラが、反対側には「H」と「K」の文字が組み合わされて彫られていた。またフランス語の「toujours(常に)」をもじった「TOVS」「IORS」と読める文字も彫られていた。
「H」と「K」は、6回も結婚したことで知られるヘンリー8世と最初の王妃キャサリン・オブ・アラゴンの頭文字ではないか?