吉村府知事「子育て世帯に米10kg」に喜ぶ主婦たち…選挙公約「消費税5%」はどこへ?
厚生労働省によると、今年1月から9月までに生まれた子どもの数は、速報値で59万9000人となり、前年よりおよそ3万人減少した。このペースでいけば、国の統計開始以来、はじめて、80万人を下回る可能性が出てきた。
そんなタイミングで打ち出されたのが、日本維新の会共同代表・吉村洋文大阪府知事の子育て施策だ。18歳以下の子どもに対する米10kgの現物支給案で、国の地方創生臨時交付金を活用し、予算は80億程度。府議会の承認が得られ次第、2023年3月から米を配布する予定だという。
このプランが発表されるやいなや、《子ども3人だと30kgも米が来るのでありがたい」《米の他にも、食品が選べるみたいで楽しみ》《確かに、子育て世帯の米の消費は半端ない。かなり助かる》と、米の現物支給案に肯定的な声が目立った。
一方で《苦しいのは子育て世帯だけではない》《米を配送するのにどれだけ配送料がかかるんだろう。シンプルに現金でいいのでは》と否定的な意見もあったが、目に見えるこの食料の現物給付案は大阪の主婦たちはハートをガッチリつかんだようだ。