姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。アジア・ビズ・フォーラム主宰。日刊ゲンダイでの連載などをもとに「ポストコロナと中国の世界観」(集広舎)。

不満爆発!中国異常事態(下)抗議デモは継続か、鎮静か…「自由を求める声」の行方

公開日: 更新日:

 自由を求める中国のゼロコロナ抗議デモ。最大の関心事はこの動きが持続するのか、ということだ。

 デモをウオッチする東京在住の上海人、朱さん(仮名)は「この手の行動は賛否分かれますが、ネット上ではデモ参加者を皮肉る人はほとんどいません」と話し、即座のゼロコロナ政策撤廃が上海市民の悲願であることを訴える。新疆での火災に続いて、国民の神経を“逆なで”する別の事件が起きれば、「習政権への抗議活動は燃え広がるだろう」とも。

 その一方で、「習政権は絶対に倒れない、天安門事件がそうだったように結果は目に見えている」と諦めの声もある。

 1989年に起こった天安門事件では、民主化を求めて集まった学生を中心とするデモ隊に対し、軍隊が発砲し多くの犠牲者を出した。結局、民主化要求は挫折。「民主化」のスローガンも次第に色あせ、人々は金儲けに身を投じるようになった。

 当時、北京にいた李さん(仮名)は、天安門での学生運動に参加したひとりだが、その結末を次のように語っている。

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