総工費30億円・秋篠宮邸の改修コスト問題があがるが…“将来の皇太子”悠仁さまに引き継がれる妥当感
老朽化に伴い、2020年3月から実施されていた改修工事が9月いっぱいで完了した秋篠宮邸。隣接する「御仮寓所」に仮住まいしているご一家は、年内に引っ越しされるという。
地下1階、地上2階のコンクリート造りの建物は、1972年(昭和47年)竣工の旧秩父宮邸を増築したもので、全体の延べ面積がおよそ2972平方メートルと改修前の2倍の広さになっている。
「秋篠宮さまが皇位継承順位1位の皇嗣になったことに伴い、職員が増えたことで事務スペースや、大広間や応接室などの公室が広げられました。大食堂のシャンデリアや黒い大理石の棚、建材など再利用できるものは生かしながらも、今の建築基準にあった防火、省エネ対策が施されました」(皇室担当記者)
建物部分に26億円、外構や庭園に4億2000万円と、改修工事の費用は30億円を超えている。
■庶民感覚とかけ離れている
「この改修工事に関してコロナ禍で一般市民が苦しい生活を強いられる中、庶民感覚とかけ離れているといった批判の声があがりました。天皇家長女の愛子さまが成人された際に、3000万円ほどのティアラの制作を見送られ、叔母である黒田清子さんのティアラを借用されたたことなどと比較されました」(皇室ジャーナリスト)