松本剛明新総務相もう「カネと爆睡」で批判の嵐! 緊急登板で“政権短命”のジンクス繰り返すのか
この政権は一体どうなっているのか。「政治とカネ」の疑惑噴出で寺田前総務相が辞任し、21日に後任として就任したばかりの松本剛明総務相にさっそくカネの問題が浮上している。
資金管理団体「松本たけあき後援会」の収支報告書によると、政治資金パーティーでほぼ毎年2000万円前後の収入があるが、会場の収容人数を大幅に超えるパー券を販売していたというのだ。22日の「しんぶん赤旗」が報じた。
パーティーに参加しない人の支払いは「寄付」にあたる可能性があるが、収支報告書にはその記載がなく、政治資金規正法違反の疑いがある。
就任翌日から疑惑の釈明に追われた松本氏だが、国民を呆れさせたのは、新大臣として初めて臨んだ本会議で爆睡していたことだ。22日の参院本会議で、顔をのけぞらせ堂々と眠る松本氏の姿がテレビカメラに捉えられ、お茶の間に流れた。
SNS上では<気持ちよさそうに居眠り><この男も、やっぱりダメだ>などと批判が殺到。本会議後、記者に居眠りを指摘された松本氏は「目が細いので(寝てるように見えた)」と愚にもつかない言い訳をしていた。民主党を離党し、自民党入りしてから5年あまり。すっかり自民党の文化になじんでいるようだ。
「急な大臣就任の引き継ぎや疑惑対応などで前夜は寝る間がなかったのかもしれないが、注目されていることが分かっていながら、大胆な居眠り姿を撮られるなんて、緊張感がなさすぎる。松本大臣が重要閣僚辞任のピンチヒッターで登板すると政権が短命に終わるという“不吉なジンクス”も気になります」(自民党ベテラン議員)
民主党の菅直人政権で前原外相が外国人献金問題で辞任した際、外務副大臣の松本氏が昇格して外相を務めたが、それから約6カ月で内閣は崩壊してしまった。2度目の入閣となった今回も、寺田前総務相辞任の穴埋めで、状況は極めて似ている。