「紙書類整理」は「情報整理」基本は捨てること! 片づけアドバイザー石阪京子氏が伝授
本当に必要な物は自分で調べる
分かりやすく、家に届く書類で説明してもらおう。
「例えば、ダイレクトメール(DM)やチラシです。買い物にお得かもしれない情報ですが、これは企業側にとってのお得であって、郵便でお得な情報が送られてくることはほとんどありません」 まさしく①の「すぐに捨てる」の分類に当てはまり、開けずに捨ててもいいという。本当に必要な情報であるなら、「自分でネットなどで調べる」はずだという。
次に②の「確認して捨てる」ものは、保険会社からの契約内容やねんきん定期便など。オフィスの社内回覧板などもこれに該当する。
「お知らせは一読すればもう要りませんので、即捨てられます。日本年金機構から送られてくる『ねんきん定期便』も、同じものがネットで確認できますので、それを活用すればいいでしょう」
では、③「データ化して捨てる」ものは何か?
「データ化して捨てるものは、名刺や学校行事の予定表など。取扱説明書もこの中に含まれます。書類を写真に撮って保存する方法がおすすめで、クラウドを活用すれば、より検索がしやすくなります」
最後の④「ファイリングする」ものは、年末調整に必要な紙など。役所も徐々にペーパーレス化はしてきているが、どうしても「原本」が必要なときがあるからだ。
この1段階を終えれば、机の上はほぼ何もない状態になっているに違いない。