ケニアの「史上最悪の干ばつ」で干からびた動物の死骸が山積み…衝撃写真が話題に
動物の死骸が山積みになっている。この動物たちは密猟者に殺されたわけではない。3年目に突入した干ばつにより、死に至ったのだ。
アフリカ、ケニア南部のアンボセリ国立公園では、地元メディアの報道によると、今年だけで約250万頭の動物が干ばつの影響で死んだという。
過去3年、一滴も降雨がなかった地域もあり、ケニアでは「史上最悪の干ばつ」と形容されている。
ゾウやキリンといった大型動物、さらにシマウマ、バファロー、ヌーなどの死体が平原に積みあがっている。土地は砂漠化し、動物たちは食料不足に陥っているという。マサイ人によると、気候変動だけでなく、牛が過剰繁殖したことでエサになる草を食べ尽くしてしまったことも原因だという。
実は動物だけでなく、1800万人が飢餓に直面してもいて、ケニアはいま危機的な状況にある。多くの土地でトウモロコシや豆類の収穫もままならず、地元の人たちは天候の慈悲に頼っているという。
日本からも何か援助すべきだろう。