安倍元首相銃撃から4カ月、遠のく公判…山上容疑者の「鑑定留置」なぜ2カ月延長するのか
山上容疑者は犯行理由のひとつに旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の存在を挙げている。事件によって半世紀を超える教団と自民党、とりわけ清和会(安倍派)との癒着が明るみに出て、いまなお世論は批判の嵐だ。政治的な影響はあるのか、ないのか。
一方、山上容疑者周辺は当初から鑑定留置に疑問を抱いていたという。
「山上容疑者は検事や精神科医に対しても普通に受け答えしているようです。そもそも、鑑定留置を決めたのは刑事責任能力うんぬんよりも、世間の沈静化を待つためではないのか。延長は検察の筋書き通りの展開にならなかったためではないか。そんな気がしてなりません」(山上容疑者の関係者)
世間は一刻も早い真相究明を待っている。
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