旧統一教会信者を親に持つ「宗教2世」の苦悩と過酷…法的救済を求め7万人超の署名を提出

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「宗教2世」にとっては切実な問題だ。旧統一教会(現・世界平和統一家庭連合)の信者を親に持つ「宗教2世」の20代女性が28日、「法整備による救済」などを求め、ネットで集まった7万655筆の署名と要望書を厚労省などに提出した。

 女性は会見で「子どもの人生選択の権利が奪われていることが問題の出発点で、被害を訴えてきた2世はたくさんいますが、いくら声を上げても社会に届くことはありませんでした。物心ついたときから価値観を押し付けられる残酷さを理解してほしい」と訴えた。

 自身も元信者で、37年間、脱会支援活動を続けている日本基督教団白河教会の竹迫之牧師が2世の問題をこう指摘する。

「彼ら彼女らは自分たちを『カルト2世』とは言わず、『宗教2世』という言い方をします。統一教会=カルトと正面から受け止めると、間違った団体の間違った儀式で生まれてきたのが自分で、生まれてくるべきではなかったのではないかと思ってしまう。これほど人間の存在をグラつかせることはありません。カルト家庭から生まれてきた子どもたちの課題について世の中はあまりにも事情を知らなさ過ぎます」

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