児玉愛子
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児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブック等の企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。

デジタル化が進む韓国の詐欺事情 被害額700億円を突破した「ボイスフィッシング」の手口

公開日: 更新日:

 あの手この手で、いつまでもなくならない特殊詐欺被害。韓国でも被害者が急増しており、2020年の被害額は日本円で700億円を突破したという。一概には比べられないが、この年の日本の被害額285億円よりもずっと多い。

 日本では“オレオレ詐欺”など電話を利用して高齢者を狙っているのに対し、韓国の詐欺はデジタル化が進んでおり、ターゲットにされるのは主に若者や中年世代。カカオトーク(LINEのようなコミュニケーションアプリ)などを利用したフィッシング詐欺も多いという。

 10月7日から日本で公開される韓国映画「声/姿なき犯罪者」でも巧妙な騙(だま)しの手口がリアルに描かれている。映画の原題は「ボイス」。姿は見えなくとも、その電話の声に人々がいとも簡単に騙され、大金を振り込んでしまうのだ。

「自分だけは騙されない」と思っても、例えば「中小企業支援」といった広告のリンクをクリックしただけで、スマートフォンに入っている電話番号や通話記録、個人情報まですべて抜かれてしまうというから恐ろしい。

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