コロナ前から増え始めたキッチン付き「アパートホテル」が注目されるワケ
客室の掃除、リネンやタオルなどの備品交換を定期的に行うところが多いとのこと。欧米で人気のアパートホテルは、コロナ前から日本でも増えている。金沢で同タイプの客室を運営している「ウィスキーホテル」では、昨夏比で稼働率は150%と増加しているという。
「以前は長期滞在の外国人のお客さまが半分を占めていましたが、コロナになってからは、客室でのんびり過ごしたいという日本人の家族連れのお客さまが増えている印象です。なかには1カ月ほど滞在される方もいらっしゃいます」(運営会社担当者)
このホテルの場合、連泊には割引料金が適用されるので、長期滞在ほどお得とのこと。JR金沢駅徒歩3分の距離にもかかわらず駐車場も完備のため、遠方から自家用車で訪れる宿泊客も多いという。
いわゆるホテルや旅館にはない旅の醍醐味が、アパートホテルでは味わえるという。