「紅とん」(東京・茅場町)ビジネス戦士のオアシス! 最高の串焼きのヒミツは?
紅とん(東京・茅場町)
「うちの店は働くお父さんのエネルギー源! 明日の活力! となるよう、お財布にも優しい値段で居心地のいい居酒屋! として頑張らせていただいております!」
こう言うのは臼田光浩店長。続けて「ここには紅とんグループの串焼き師の大会2年連続チャンピオンがいるんですよ!」と焼き場で黙々と焼いている女性を指さして、「妻です」。エエエッ!?
なんとまあ、最高焼き師が臼田店長の奥さま、比呂美さんとは。店に一歩足を踏み入れるとアットホームな雰囲気が伝わるのはそういうことだったんですね。居心地がいいわけです。
茅場町にはドラマの撮影で何度か来たことはありますが、あまり縁のない私。ド昼飲みできる居酒屋はあるんだろうかと思っていました。なにせ証券会社やさまざまな業種の事務所があっちこっちにひしめき合ってるオフィス街ですから。
ところが、駅から2分のところに「やきとん」と書かれた大きな赤提灯と「日本橋紅とん」の大きな看板が。ホッピーやビールのケースが積んである、これぞ居酒屋の入り口。こういうの好きなんですよねえ。胸がキュンとなります。