児玉愛子
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児玉愛子韓国コラムニスト

韓流エンタメ誌、ガイドブック等の企画、取材、執筆を行う韓国ウオッチャー。新聞や雑誌、Webサイトで韓国映画を紹介するほか、日韓関係についてのコラムを寄稿。

尹錫悦政権は女性を敵に回しレームダック化…注目は8.15「光復節」での演説

公開日: 更新日:

 韓国史上まれに見る大接戦だった大統領選。それは“男と女の戦争”のようにも見えた。

 自らを“フェミニスト大統領”と呼んでいた文在寅(ムン・ジェイン)前大統領は女性からの支持が高かった。ところが野党候補として出馬し僅差で勝利した尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領は、女性の社会進出を後押しする「女性家族省」の廃止や、徴兵された男性兵士の給与の大幅引き上げを公約に掲げていた。

 以前から韓国社会では20代男性を中心に「女性政策は不平等だ」という声が上がっていた。かつては兵役を終えた人に与えられていた公務員試験などでの加算点が違憲と判断されたことで、男性が被害者意識を持つようになったことも大きい。金大中(キム・デジュン)政権下で発足した「女性家族省」に対しても、「ジェンダー平等どころか逆差別だ!」と反発する若い男性が増えている。

 今年の大統領選で、そんな男性たちを味方につけたのが、「国民の力」の代表・李俊錫(イ・ジュンソク)氏だ。女性たちから支持された文前大統領に対し、37歳の李俊錫氏は若い男性の声を代弁、政権交代実現の立役者となった。

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