大規模修繕着工まで死んでも死にきれぬ! 都内の築古物件を訪ね歩いた

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 新宿の繁華街にある築40年の古いマンションに住み、うっかり管理組合の理事長になってはや5年。建物の老朽化、住民の高齢化、モラルの低下に修繕積立金不足と問題山積だが、この苦境をなんとか打開したい。本音は、無責任にとんずらして売り逃げしたいところだが、こんなマンションが納得のいく金額で売れるとは思えない。大規模修繕に無事着工するまでは死んでも死にきれぬ!

 なんて思っていたら、朝日新聞で〈高齢化するマンション〉と題した連載記事が掲載されていた。また東京新聞でも〈老いるマンション〉なる記事が連載されており、〈管理不全 公金で後始末〉〈「終活」への備え直視して〉〈所有者不存在で組合苦慮〉の見出しが目に飛び込んできた。頭を悩ませているのは私だけじゃないと思うと心強い。

 ということで、同様の老マンションに住む人に、知恵を授けていただこうではないか。都内で築40年以上のマンションの区分所有者に会って、話を聞いてみることに。

 トップバッターは、N区に妻子と住む佐山貴宗さん(仮名=40代)だ。総戸数50戸以下の小規模マンションで、数年前に大規模修繕工事を終えたばかり。実際にお邪魔したら、造りに古さは感じるものの、外壁は輝くように美しく、めっちゃキレイ! こっそりゴミ収集場ものぞいたが、きっちり整理整頓されている。露出したゴミもなければ、ニオイもまったくない。

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