吉村知事またも「戦っている感」の今さら 参院選にかまけて大阪のコロナ再拡大を放置

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「感染急拡大しているわけですから、医療提供体制を守る。クラスターを抑止する。リスクが高い人を守るということが重要」──12日の全国知事会のオンライン会議で、大阪府の吉村知事がワクチン4回目接種の対象者を医療従事者や高齢者施設などに広げるよう国に求めた。

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 府内の病床使用率が20%を超え、府の独自基準「大阪モデル」で警戒を示す「黄信号」が点灯。通天閣を黄色にライトアップさせるなど、またもや「コロナと戦っている」感を漂わせつつあるが、「いい加減にせい!」だ。

 投開票日まで参院選にかまけて、コロナ再拡大を放置してきたのが、大阪市の松井市長と吉村知事の「日本維新の会」代表・副代表コンビである。

 選挙期間の18日間のうち、吉村知事は12日、松井市長は13日も「公務なし」。ともに選挙活動にシャカリキになり、公務そっちのけで大阪を離れ、全国の維新候補の応援に熱を上げていたのだ。

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