小倉健一
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小倉健一イトモス研究所所長

1979年生まれ。京都大学経済学部卒。国会議員秘書からプレジデント社入社。プレジデント編集長を経て2021年7月に独立。 Twitter:@ogurapunk CONTACT:https://k-ogura.jp/contact/

(7)維新共同代表が演説で叫ぶ「私立高の無償化」で大阪は東京に負けている

公開日: 更新日:

 大阪市議の身分のまま「東京に住んでいます」と繰り返し発言して話題になった参議院東京選挙区の「日本維新の会」公認候補に対して、ネット上で「<大阪の改革を東京で>などと上から目線で言っても有権者は動かない」旨の“アドバイス”がなされていた。

 このアドバイスは、東京より大阪のほうが優れた改革をしているという前提がなければ成り立たない。しかし、大阪の改革は、東京に対して上から目線になれるほど成功しているのだろうか。

 まず、有名なのは、発言した小池百合子知事が大炎上してしまったものではあるが、コロナの死者数だ。1396万人の人口を有する東京都に対して、大阪府の人口は881万人だ。なのに、コロナの死者数は大阪の方が500人多い。つまり死亡率は大阪の方が圧倒的に悪く、さらに死亡率の全国平均から比べても大阪は悪い。

 コロナで死亡する原因は、複合的な要因が考えられるので、予算を減らしたことが悪いと直接的には言えないものの、行政は住民の命を守る責務がある。少なくともコロナについて、大阪の改革が成功したとは言い難い。

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