悩ましい社内でのマスク着用問題…「外すべきではない」が6割で人間関係に影響も
政府は屋外で2メートル以上距離が取れたり、会話をしない場合に「マスクは不要」とする方針を示した。そもそも、法的にはマスク着用義務はないが、実際のところ外すタイミングは難しい。6月にはテレワークから本格出社に切り替わる企業もあるなかで、マスク問題は気になるところだが……。
「Job 総研」を運営するライボは、708人の社会人男女を対象に「2022年 脱マスクに関する意識調査」を実施した。それによると、仕事中のマスク着用率について、全体の83.6%が「着用している」と回答。「着用していない」は16.4%。また1日のマスク着用時間は、平均8.3時間だった。
しかも、マスクを外すべきでないと考える人が多く、「現在マスクの着用をやめても良いと思うか」について問うと、「思う」「やや思う」と答えたのは41.7%。「思わない」「あまり思わない」が58.3%と「マスクを着用したい」という声が上回った。
年代別でみると、最もマスク着用賛成派が多かったのは50代の69.8%。次いで40代が63.8%、30代が41.4%、20代が40.3%と年代が上がるほどマスクを外したくないと考えるようだ。