サブスクお墓にレンタル墓石…コロナで変わった「お墓」の在り方
サブスクリプションできるものがどんどん増えていますが、ついに、「お墓」までサブスクの時代になりました。
「お墓はおおむね数百万円と高い。それに、遠く不便な場所にあるので、お墓参りは頻繁に行けません。管理費用もばかにならない」と言うのは都内在住の池田智之さん(75歳・仮名)。
そういった需要に応えたのが、サブスクリプションお墓です。例えば、永代供養付きで石碑・骨壺が一体型になった石碑「偲慕」では、月3300円の使用料で、高さ23センチ、幅18センチ、奥行き22センチと小さく、料金は27万5000円(初期費用)と安めです。
池田さんのように、遠いところにある今のお墓はお参りに行けないし、近場のお墓は高い、いつ引っ越しするかわからない……という人には数百万円のお墓はとても高く感じるはずです。
レンタルできるお墓では、買う必要はありません。いつか移動する可能性がある人向けに、安くすませることができます。
月3980円でサブスクをしているのは、永代供養付きのお墓「のうこつぼ」です。墓石がなく使用料(永代使用料)は50万8000円。全国170カ所に墓地があるので近くから探すことができます。ハワイにもありますので、引っ越しが多い人には便利です。お墓のスタイルに近いマンションのような集合型ですが、屋外に設置されているので、お参りには行きやすくなります。