藤田崇義
著者のコラム一覧
藤田崇義

1974年、京都市出身。中1で“乗り鉄”に開眼し日本中の鉄道を乗り歩く。高2のとき当時の“JR全線完乗”を達成。以後、海外の鉄道へ関心を移す。現在、国内鉄道全線完乗に挑戦中。

「バースデーきっぷ」を利用して四国を回りながら考えたこと

公開日: 更新日:

「バースディきっぷ」というJR四国及び土佐くろしお鉄道の特急グリーン車に3日間乗り放題という商品があって、私なら4月が近づく度、「今年は四国に立ち寄れる機会はないかな」と浮足立つ気分になる。

 確か初めは1万円で出ていたものがそうでなくなり、2017年度からは1万3240円のグリーン車版と9680円の普通車版へと分けられたとはいえ、まだまだ安い。同行3人まで購入可能だから、親孝行や家族サービスに使う手もある。

 私は今回もグリーン車版を奮発し、4月13日は高松~奈半利と阿波海南~徳島、4月14日は徳島~阿波池田~多度津~松山、4月15日は松山~宇和島~高知~高松と巡った。グリーン車には4区間で乗ったから、普通車版との差額も1区間あたり890円に過ぎない。それにJR四国のグリーン車はゆったりしており大歩危小歩危の景勝区間でもふと眠りに落ちるぐらい座り心地もよく、かつ今年は特急しおかぜ・南風が運行50周年とのことで記念乗車証も配られ、また来年もくるのが楽しみになった。

 折しも5月17日、JR四国の2020年度の営業終始が全線赤字であった旨発表されたが、コロナで需要が激減したことを鑑みれば致し方ない面もある。むしろ、これから国内外からの旅行者が戻った時に備えて、より列車に乗りやすくするためにできる工夫がないものか、見直す機会にしてもよいと思う。

 例えば四国でも車内販売はなくなったが、事前に紙カップ飲料と軽いものを用意してから乗ろうとしても両手が塞がるし、かといってビニール袋では怖い。その点、オーストラリアの特急のビュフェでは丈夫な紙箱をこさえてくれるので、片手でも自席への持ち運びに難はなかったのを思い出す。

 駅の売店では希望に応じて持込み用の紙箱をつける、ターミナル駅では車内で出た紙箱やゴミの処分に協力する、という態勢ができれば車内で銘菓と熱いお茶で一服できるのだけど、これも「そんなのペットボトルのお茶でいいじゃないか」と割切って考えるべきなのだろうか。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    “被弾”の深田恭子にさらなる受難…交際相手の不動産会社社長がガーシー砲の標的に

    “被弾”の深田恭子にさらなる受難…交際相手の不動産会社社長がガーシー砲の標的に

  2. 2
    給料286カ月分が誤って振り込まれ…チリ人男性が2800万円着服してドロン!

    給料286カ月分が誤って振り込まれ…チリ人男性が2800万円着服してドロン!

  3. 3
    横浜市の女性職員が「風俗店バイト」でクビに…ネットで同情的投稿が相次ぐ意外

    横浜市の女性職員が「風俗店バイト」でクビに…ネットで同情的投稿が相次ぐ意外

  4. 4
    魅惑のEカップ・田中みな実がまんまる“美バスト”をまたまた披露!

    魅惑のEカップ・田中みな実がまんまる“美バスト”をまたまた披露!

  5. 5
    今夏は「逆さビキニ」が再流行?仏ファッション誌も太鼓判

    今夏は「逆さビキニ」が再流行?仏ファッション誌も太鼓判

  1. 6
    カジノで106億円溶かした大王製紙前会長・井川意高氏の現在地「今は“抜けた”ような状態」

    カジノで106億円溶かした大王製紙前会長・井川意高氏の現在地「今は“抜けた”ような状態」

  2. 7
    新庄監督のトライアウトで日本ハム選手“ガス欠”…交流戦以降わずか1勝8敗のドロ沼

    新庄監督のトライアウトで日本ハム選手“ガス欠”…交流戦以降わずか1勝8敗のドロ沼

  3. 8
    歩りえこ40歳がヌード写真集に挑戦!「痩せにくくなって、夜はゆでたまご3個だけ」

    歩りえこ40歳がヌード写真集に挑戦!「痩せにくくなって、夜はゆでたまご3個だけ」

  4. 9
    シーズン初勝利の試合直後、投手コーチに言った「肘が痛くて…もう投げられません」

    シーズン初勝利の試合直後、投手コーチに言った「肘が痛くて…もう投げられません」

  5. 10
    生稲晃子氏が候補者アンケートにまさかの「無回答」連発! 何がやりたくて国政を志すのか

    生稲晃子氏が候補者アンケートにまさかの「無回答」連発! 何がやりたくて国政を志すのか