れいわ新選組・山本太郎代表やっぱり東京から立候補! 参院選“最激戦地”殴り込みの勝算
予定される公示が1カ月ほどに迫っても全く盛り上がらない参院選だが、最激戦地の動きが着火剤になるかもしれない。れいわ新選組代表の山本太郎元衆院議員が東京選挙区(改選数6)への立候補を正式表明。昨秋の衆院選に続く“躍進”を狙う日本維新の会や、小池知事子飼いのファーストの会などの「新顔」も殴り込みをかける中、台風の目になれるか。
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山本氏は衆院選比例東京ブロックに出馬して当選したが、参院への鞍替えを理由に今年4月に議員辞職。その際、「選挙区で議席をもぎ取りにいく」と気炎を上げたことから、どこから立つか注目を集めていた。
20日の会見では「さまざまなリサーチをしたが、やはり東京だろうという結果に落ち着いた。東京は私の政治的人生の足元で外せない。選択肢としてあった」と説明。擁立予定だった新人の依田花蓮氏は比例代表に差し替えた。「すべての政党が候補者を立てる東京選挙区をあけたままにするのはマズイ。花蓮さんには全国比例に回る可能性があると伝えてあった」というが、結構な荒療治だ。