《#被疑者》《早く顔写真をさらせ》 コロナ給付金4630万円ネコババで加熱するネット探偵団

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 そう長い間は雲隠れできないのではないか。山口県阿武町が、新型コロナウイルス関係の臨時特別給付金を町内の24歳の男性に誤って計4630万円を振り込んでいた問題。男性は返金しないまま所在が分からなくなったことから、町は不当利得返還請求事件として山口地裁萩支部に男性を提訴した。

 この提訴を機に男性の住所、氏名が公表される事態となり、ネットでは男性の素性を暴いたり、身柄の確保を呼びかけたりする「1億総探偵団」状態となっている。

 関連投稿を見ると、《#被疑者》《こら、このネコババ野郎、必ず捕まえたるからな》といった書き込みや、<出身中学、高校名、卒アルでいいから早く顔写真をさらせ>などとエスカレートする一方だ。

 迷惑千万なのが、この男性と同姓同名の人物だろう。ツイッターやフェイスブックのアカウントなどが複数提示され、《こいつらのどれかや》《片っ端から当たれや》との投稿も。さながら映画「逃亡者」の展開だ。

 男性は「逃げ切れる」と安易に考えているのかもしれないが、実名が公表され、銀行口座が特定されている以上、足がつくのは時間の問題だろう。再就職するにしても、会社に社会保障関連の個人情報を提示した段階で即身バレだ。

 「逃亡生活」を続けるほど、ネット探偵団の“危うい正義感”の火に油を注ぐだけ。これ以上、多くの人に迷惑をかけないため、自分の将来のためにも、男性はさっさと町に返金して謝罪したほうがいい。

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