女優・村井麻友美さんが語る 母・音無美紀子さん自慢の「ラザニア」の思い出

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村井麻友美さん(女優/39歳)

 女優の村井麻友美さんのおふくろメシは女優である母、音無美紀子さんの得意料理ラザニア。料理上手である母と、母の手料理が大好きな俳優の父、村井國夫さんとのご飯エピソードを語ってくれた。

 小学生の頃からお祝いごとや友だちが大勢遊びに来た時にはいつも作ってくれました。ラザニアを作るお母さんはあまりいないと思いますし、ハードルが高い料理ですけど、料理教室やパン焼き教室に通っていた頃に母の中でラザニアがはやりだったらしく、得意でしたね。

■ソースもパスタも手作り

 レシピはオリーブオイルでニンニクを炒め、香りが出たらタマネギ、ニンジン、セロリのみじん切りを炒め、しんなりしたらお肉を入れる。塩コショウで味付けし、トマトソースを入れて煮込みます。これがミートソース。

 パスタは小麦粉から作ります。私も子供の頃、遊び気分で一緒にこねていました。小麦粉、卵、塩をボウルで混ぜ、オリーブオイルを入れ、混ぜたら手でこねます。まとまってきたらまな板などに打ち粉をしてこねる。耳たぶほどの硬さになると親指大にちぎって延ばします。お湯に入れ、浮いてきたところで冷水にとり、ザルにあげて水切りです。

 次にキャセロール(洋風の厚手の鍋)にオリーブオイルを引き、ミートソースを薄く入れ、パスタを敷き、ミートソース、チーズ、生クリームを入れる。これの繰り返しで重ねます。最後にパルメジャーノチーズをたっぷりかけてから200度のオーブンで15分焼く。

 昔、友だちに出すとあっという間になくなりましたね。私はミートソースが大好きで、最後のチーズをたっぷりかけます。大人になってお店でラザニアを食べてみても、おうちの方が全然おいしかったです!

 母のはミートソースも凝っていないし、スパイスもシンプルですが、なんといってもお店の乾麺と違い、麺が手作りで茹でたてだから軟らかい。子供の私が作った麺は分厚いけど(笑)、それも親子で楽しんで食べていました。

 母が忙しい時期は夜ご飯を作るお手伝いさんがいましたが、私が小学校1年から高校を出るまでの12年間、ほぼ毎日、母がお弁当を作ってくれたんです。地方に行く時にも保存容器に作り置きしてくれたほど。

 父は買ってきたものではなく、母の手作りを食べたい人なので、外食をしない。例えば母が夜9時に帰ってくるなら、それまで待っているんです。今は私も一緒に住んでいるので、私が夕方からいる日は母から「こういうの作ってあげて」と頼まれますが、私もいないと父は食べずに母の帰りを待っています。

 料理好きの母と違って父は料理はしません。小学生の私の誕生日に、知人の別荘に遊びに行った時のことです。母が「ラザニアを作ってお誕生日会しよう」と。そしたら小麦粉を延ばすスリコギ状の麺棒がなく、母が父に「麺棒買ってきて」と頼んだら、耳かきの綿棒を買ってきちゃって。結局お箸で麺を延ばしてましたよ。

 私もラザニアに関しては母から「ミートソース作って」と頼まれると、作れはするのです。でも、麺もソースもやっぱり母が作った方がおいしい。

母娘で料理のユーチューブを配信

 今、母と私で料理動画を配信しています。2年前のコロナ禍で仕事も全部中止になり、外にも行けなかった時にSNSで母が料理動画をのせたところ「ユーチューブでやれば?」と周りから言われ、父も「やってみればいいじゃない」と。

 母はレパートリーが豊富で、2年間で100くらいの料理を配信。私はお手伝いと編集作業を請け負っています。

 母と私の料理の腕の差は圧倒的ですが、私は炊飯器で肉じゃがを作るとか、レンコンとクリームチーズを和えるなど、面白いアイデアやアレンジを担当しています。なので、料理があまり得意ではない人にも役に立つようになっているかもしれません。

 もちろん私も料理上手になりたい! 目標は母のように冷蔵庫を開けて残り物だけでもおいしいオカズを作れるようになること。「○○を作ろう」と思ってスーパーで材料を買って作るのはできますけどね。

 ただ、私は母が作ってきた中華やイタリアンなどレパートリーは知っていて、知識量だけはあるんです。だから、今回のインタビューのように自分が作れるかのように人に教えるのはうまいかも(笑)。

▽村井麻友美(むらい・まゆみ) 1982年8月、東京都生まれ。2003年女優としてデビュー後、舞台やドラマで活動。07年にはチョーヤ梅酒のCMで親子共演が実現。ユーチューブチャンネル「音無美紀子と村井麻友美のお料理しましょ!」配信中。秋田県、康楽館で「グランドレビュー プレステージュ」公演(5月10日~6月19日)に出演。

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