新入社員必読! お金の「貯め癖」をつける3つの方法 投資の前にまずは貯蓄を
20代の若い世代は堅実で、貯蓄意識は高い。
金融機関などが行っている新社会人の貯蓄調査のいくつかを、過去10年程度までさかのぼって眺めてみた。毎月の貯金がゼロの人は、おおむね2割を切っている。8割強の人は、毎月貯金組だ。
その金額は、1万円以上5万円未満が約5割、5万円以上10万円未満で約2割、残りの約1割は、なんと10万円以上だ。
昨年度の大卒初任給は約21万円。高卒は約17万円(産労総合研究所調べ)だ。実家暮らしか一人暮らしかで、生活費の支出額は変わる。だが、決して多くはない給料の中から、コツコツ貯蓄を始めているのは立派だ。
家計節約の大切さも理解している。
■ATM利用は月に1度だけ
社会人2年目の会社員、武藤英則氏(24)は、ATMでお金を下ろすのは、毎月1度だけだ。
「時間外利用やコンビニATMの利用も有料なので、無駄なことはしたくないですね。毎月、給料日かその翌日に、次の給料日までに必要な現金を下ろして、手元に置いています。ATMでお金を下ろすときは、一定額と決めている同僚もいます」