プーチンの長女マリアは元CAの母親似の研究者…オランダ人と国際結婚
「戦争犯罪」と非難されるウクライナ侵攻に絡み、ロシアのプーチン大統領の娘2人が欧米の制裁対象に指定された。表舞台に登場することも多くなった実業家の次女カテリーナと比べると、1歳年上の長女マリア(36)の素性は謎に包まれている。長年研究生活を送ったという学究肌によるのかもしれないし、そもそも目立ちたがり屋ではないのかもしれない。
■元CAの母親似
マリア・ウラジーミロブナ・ボロンツォワ。欧米メディアで最近伝えられている姿を見ると、父親譲りとみられる広いおでこを除いては、元客室乗務員(CA)で2013年に離婚したリュドミラ夫人の若かりし頃に似ている。比べるとカテリーナは、やはりプーチン似だと分かる。
16年にロシア週刊誌「ニュー・タイムズ」が報じたところによると、マリアはかつて、名門モスクワ大基礎医学部と保健省付属内分泌研究センターで研究に没頭した。一方、米財務省の発表資料では、現在はロシア政府が数十億ドルを出資する遺伝子研究プログラムを指揮している。プーチン肝いりの事業らしく、責任者として国営テレビに映ったことも。