自民議員がウクライナ支援「1人1万円寄付」…世界も破格の“高給とり”だけに「セコイ」の声
「国際赤十字などを通じた人道支援、医療支援に募金を充てたい」
4日の記者会見でこう語気を強めた自民党の茂木敏充幹事長。ロシアの軍事侵攻が続くウクライナを支援するためとして、党所属の全国会議員が5月分の歳費から1万円ずつ支出して寄付を行うことを明らかにした。
自民党は3月の党大会以降、全国でウクライナ人道支援のための募金活動をしているが、月額130万円という世界的にみても破格の高給水準にある国会議員の歳費から、「1人当たり1万円の寄付」という金額はどうなのか。
ネット上でも、<これだよ。自分たちはガッポリもらって、寄付はたった1万円><せめて1人5万~10万円ぐらいじゃないの><ホント、セコイんだよな。いつものやっているフリ感か>…などと批判的な意見が目立った。
ロシアには3000億円にも上る経済支援を約束し、2022年度予算案でも経済協力目的として21億円も計上する一方、一般市民の大量虐殺が明らかになったウクライナ支援には「1人1万円」。今すぐ、ロシアの経済協力予算を見直して全額、ウクライナ支援に充てるべきではないのか。
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