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KENICHIスポーツトレーナー

「PLAYGROUND」のエグゼクティブトレーナー。プログラムの開発やコーチの指導を行う。

「スタンディング・ダイアゴナル」バランス感覚トレーニングの集大成、手足の収縮が大きいほど◎

公開日: 更新日:

スタンディング・ダイアゴナル

 筋トレは、正しいフォームで行わなければ狙った筋肉を鍛えられない。4回連続で「バランス感覚の強化」をテーマに、スポーツジム「PLAYGROUND」銀座店のエグゼクティブトレーナー、KENICHIさんにメニューの指導をお願いしている。今回、教えてもらうのはスタンディング・ダイアゴナル。体幹を鍛えると同時に、バランス感覚を養えるメニューだ。

「これまで、ワンレッグ・ホールド、レッグスイング、スケーターランジと、バランス感覚を養う3つのメニューを紹介してきました。今回のスタンディング・ダイアゴナルは、バランス感覚特集の集大成。できれば先に紹介した3つのメニューを順に行い、最後にこのメニューに挑戦していただきたい。段々とバランス感覚が養われていくのを、体で感じることができると思いますよ」(KENICHIさん=以下同)

 スタンディング・ダイアゴナルの正しいやり方はこうだ。こぶし1個分ぐらいの足幅を開いて立つ。まず、左手を脇腹当たりに軽く置き、写真Aのように右手、左足が対角線上になるように、後方にぐっと伸ばす。次に、振り上げた右手のひじと左足の膝を軽くタッチさせ、一瞬ピタっと体の動きを止める写真B。タッチしたら、また右手、左足を後方にぐっと伸ばす。この繰り返し。片側20回を終えたら、反対側も同じように20回。1日2セットを目標にする。

「手と足を伸ばすときにお腹はできるだけ大きく伸ばす。反対に、肘と膝をタッチさせる際には、お腹がぎゅっと収縮していることを意識する。伸びる動作と縮まる動作が大きければ大きいほど、体幹も鍛えられます。ゆっくりでいいので、ひとつひとつの動作を丁寧に行なってください」

 間違いやすいポイントはこうだ。

【手を上げる位置がずれている(写真C)】

「気をつけてほしいのは手の位置。耳の後ろあたりまで上げるのが理想です。手を高く上げれば上げるほどバランスが取りにくくなるため、顔の前あたりぐらいまでで止めてしまう人が多い。バランス感覚を強化させるためにも、手は耳の後ろを目安に上げるようにしましょう」

【トレーニング中、足の指が縮こまっている】

「スタンディング・ダイアゴナルだけではなく、すべてのメニューに共通していえることですが、トレーニング中に足の指がぎゅっと縮こまってしまっていないかどうかを意識してください。体がグラっとすると、反射的に足の指に力を入れて、床を掴むようにしてしまう人が多い。ですが、これではかえってバランスが取りにくくなります。はだしでやると、足の指が縮こまっていないかを確認できます」

 4回に渡って教えてもらったバランス感覚強化のためのトレーニングメニュー。実は記者はどのメニューでも、シューズの中で足指がぎゅっと縮こまってしまっていた。とくにスタンディング・ダイアゴナルはグラつくことが多かったため、体を支えようとして縮こまりも激しくなっていた気がする。

 だが、「グラついてもいいから、ひとつひとつ丁寧に」とKENICHIさんから指導があったので、グラつきを過度に恐れるのをやめた。バランス感覚は、運動神経が良い、悪いにかかわらずトレーニングすれば必ずアップするそうなので、年齢を重ねてもサッと動ける体作りのために、日々意識して頑張っていきたい。

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