【キャベツの芯のポタージュ】不明を恥じて作るごちそう

公開日: 更新日:

 春キャベツがおいしい季節になった。

 生で良し、煮て良し、炒めて良しの定番野菜だが、硬い芯の部分は捨ててしまう人が多いのではないか。我が家でもそうだった。

 ビタミンC、ビタミンU、ビタミンK、カルシウム、カロテンなど豊富な栄養素を持つことで知られるキャベツは、芯の部分が最もその含有量が多いという。ブロッコリーの茎も同様だ。

 知人の料理人に「もったいないなぁ」と言われて以来、不明を恥じて、「くず野菜のスープ」が食卓の定番になった。カブや大根の皮、キュウリのへたなど、なんでも集めて煮てしまうのだ。

 材料によっては、出来上がったスープの青臭ささや土臭さが気になる場合もある。そこで威力を発揮するのが牛乳。えぐ味を消し、優しく食材をまとめてくれる。

 野菜を茹で、ミキサーに入れ、水と牛乳を加えて温め直すだけ。粒々の食感が気になるなら、ペースト状にしたあとに裏ごしすれば、なめらかな本格的なポタージュになる。

 春の足音が聞こえてきたといっても、朝はまだ肌寒い。そんなときの朝食にぴったり。十分なごちそうである。

(日刊ゲンダイ編集部=木曜掲載)

【材料】     
・キャベツの芯…100グラム
・ブロッコリーの茎…70グラム
・ジャガイモ…1個
・タマネギ…半個
・水…200ミリリットル
・牛乳…300ミリリットル
・生クリーム…50ミリリットル
・コンソメキューブ…1個
・塩、こしょう…適量

【作り方】    
(1)鍋に水を張り、野菜をさいの目に切って(写真①)、軟らかくなるまで煮る(写真②=茹で汁は取っておく)。
(2)①の野菜をミキサーに入れ、茹で汁50ミリリットル(分量外)を加えてペースト状にする(写真③)。
(3)②を鍋に戻し、水と牛乳、生クリーム、コンソメキューブを入れて温める。最後に塩、こしょうで味を調えて完成。

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