相澤冬樹
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相澤冬樹ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

岸田首相の善人ぶったウソつきぶりは「安倍・麻生・菅」3首相より悪質

公開日: 更新日:

岸田答弁3つの大ウソ(4)

 岸田首相3つの大ウソを、3回にわたり、お伝えしてきた。国有地の不当値引きと公文書改ざん。森友事件をめぐるウソなら安倍さん麻生さん菅さんも散々ついたと思う。その時、彼らは善人には見えなかった。特に麻生さんは堂々悪役として振る舞った。森友再調査について会見で聞かれ「読者の関心あるのかねえ?」と皮肉った姿は、ある種の“ぶっちゃけ”感さえ漂わせた。

 だが岸田さんは「人の話を聞くのが得意」と言った。「真摯に向き合う」「丁寧に説明」と繰り返してきた。言葉だけ見れば善人だ。そんな岸田さんが3つも大ウソをついた。その方が安倍さん麻生さんよりよほど悪質だろう。善人ぶったウソつき首相なんかいらない。

 では、どうすればウソつき首相はいなくなる?それは選挙しかない。半年後には参院選がある。大敗すれば時の首相は責任を取って辞めざるをえない。安倍さんも最初の政権ではそうだった。2007年参院選で大敗。一度は政権継続に意欲を見せたが、結局は体調を崩し退陣。参院選大敗が政権退陣を招いた。

 と言うと、すぐ「だから野党に投票しよう」と言いだす方がいる。それは違うと思う。自民が大敗したのは野党の得票より、むしろ自民支持者が「投票しなかった」ことが大きな要因だろう。

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