鶴岡思帆
著者のコラム一覧
鶴岡思帆「ガーデンストーリー」副編集長

1977年生まれ。ガーデニング雑誌の編集を経て、現在Webサイト「ガーデンストーリー」の副編集長を務める。父で文筆家の岡崎英生が借りた長野県の四賀クラインガルテンで、17歳から菜園づくりやガーデニングを楽しむ。

クレバーでスマート 生きやすい道をいく「雑草」の柔軟さ

公開日: 更新日:

 長野県松本市に借りた農園は標高700メートルほどの場所にあり、冬は厳しい寒さに見舞われるためバラやいくつかの植物は、防寒対策をしてやらなければならない。

 雪はさほど積もらないのだが、何しろ風がひどい。山々の間を轟々(ごうごう)とうなり響き、畑に吹き降りてくる風にさらされると、バラやラベンダーなどはたちまち枯れ込んでしまう。

 有名な北海道のラベンダー畑は、雪がすっぽり株を包み込みお布団の代わりになってくれるため、外気温は長野より低くても枯れない。しかし、こちらではいつもお布団ほどの雪が積もるとは限らないので、ワラで囲ってやったり、落ち葉で覆ってやったりする。それでも枯れてしまうこともあるため、春に芽吹いてきて生きているのを確認すると本当にホッとする。

 とはいえ、この寒さは植物にとって必要不可欠なものだ。チューリップなどの球根や草花のタネ、果樹などには冬の寒さを経験しないと発芽しないものが多い。この植物の性質は低温要求性と呼ばれている。コマツナやホウレンソウなどの野菜は、寒さに当たると細胞内の糖分濃度を高くして凍って枯れないようにする。

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