村西とおる
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村西とおるAV監督

1948年、福島県生まれ。バーテン、英会話教材のセールスマン、テレビゲームリリース業を経て、裏本制作で「裏本の帝王」と呼ばれ、その後、AV監督として一世を風靡。これまで3000本のAVを制作し、「AV界の帝王」としても有名。

【Q】進学せずYouTuberになりたい息子を考え直させるには?

公開日: 更新日:

 村西監督はYouTubeには詳しいでしょうか。息子が大学には進学しないで、ユーチューバーになると言っています。本人はユーチューバーになるためにいろいろ調べているようです。将来もずっと人気かわからないし、最近はやっている人がものすごく多いですから。やるにしても大学に行きながらとか、一度社会に出てからでも遅くないと思いますが、聞いてくれません。世の中そんなに甘くないので、考え直させる方法はないでしょうか。 (40代・会社員)

【A】努力に勝るモノは好きという気持ちです、一度やらせてみては

 ご子息のお年頃は自分が何者であるかについて、不安と期待で頭がイッパイです。これからの人生を、果たして自分は生き抜けるかと葛藤しています。そのことで大人から見れば見当違いな思い込みではとハラハラさせられるのです。

 私なども高校時代の日曜日などは大人たちに交じり近くの田んぼで、その頃どこにでも生息していたアメリカザリガニの捕獲に精を出したものです。

 まだ日本が貧しかった時代のあの頃は、貴重なタンパク源として重宝されていました。大人たち以上に収穫する腕を上げ、将来はこの「ザリガニ取り」で生計を立てられるのではとの考えを持ちました。またある時は、ブラジルに渡り牧場経営で成功することを夢見ていました。高校の2階の教室から、かなたの山を見て「あの向こうに自分を待っている南米の大地がある」と心を弾ませていたら、先生に「おまえはバカか。あの方向を真っすぐ行けば、そこはソ連だ」と嘲笑を受けたことも、懐かしい思い出となっています。

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