41歳声優の妊娠発表で「高齢出産」がSNSでトレンド入り…消えぬ“偏見”に潜むもの
昨年末、「高齢出産」というワードがツイッターのトレンド上位に上がった。声優で歌手の坂本真綾(41)が第1子妊娠を発表したことで、改めて高齢出産がクローズアップされた、というわけだ。
だが、SNSでは、<いちいち高齢出産を枕詞に、他人がとやかく言ってることに違和感><高齢出産がトレンドに上がるほど、余計なお世話言う人が多くて残念><素直におめでとうでいいのに、高齢出産って言葉を入れるのはデリカシーがない>という意見が数多く挙がる一方で、<高齢出産は事実なんだから言ってもいいだろう><純粋に高齢での出産は大変だから心配しているだけ>という声も散見されるなど、高齢出産について議論が起こっている。同様のことが、過去に浜崎あゆみ(43)が妊娠を発表した際も起こった。
実際に高齢出産をした当事者からは、<高齢出産で生んだら子供が可哀想と言われた><いい歳して今更妊娠なんて恥ずかしいと言われた>という声も挙がっており、自らの高齢出産に対してネガティブな言葉を投げかけらた経験がある人が思いのほか少なくないという。