【お題】母は悪天候でも手抜きなし。臨機応変さを伝えるには?
「過ぎたるは」と笑顔を向けて
両親はともに75歳。元気で、足腰も丈夫だ。それは何よりだが、東京で大雪が降った日、パートに出た妻を見送り、在宅勤務をしていると、母が「買い物にいってくるわね」と言い出した。傘をさして、荷物をもつのは大変。普段は大したことのない道でも、雪で滑ったら大ごとになりかねない。「こんな日はあるもので済ますか、出前でいいよ」と言うと、「鍋とか温かいものがいいでしょ」ときかなかった。その日は仕事が一段落して自分が買い物に出かけて落ち着いたが、母はとにかく手を抜くことをよしとしない。その心掛けはすばらしいが、なにも雪の日まで。そんなときこそ、宅配を使えばいいと思う。
母には、体調がすぐれないときや悪天候のときなど、臨機応変に手を抜いてほしいと思う。うまく伝えるには?
◇ ◇ ◇
総人口に占める比率は、高齢者が圧倒的に高いという時代。
ほぼ地球規模で生じている現象だろう。
人数が多いがゆえに、近頃の報道には、高齢者ネタが目立つ。