橋下徹氏がフジ番組で政府の水際対策に激怒!「オミクロン濃厚接触者の施設隔離は法律違反」
新型コロナウイルスの新たな変異株「オミクロン株」の感染確認が26日夜時点で14都府県の計58人に上り、市中感染も5都府県で確認された。オミクロン株の感染が拡大する中、岸田首相は水際対策として、感染者が乗っていた飛行機の同乗者全員を「濃厚接触者」とみなし、帰国後14日間の宿泊施設での待機を要請している。
年末年始に向け、水際対策の重要性が高まる中、「濃厚接触者を施設隔離するのは、明確な法律違反です」と明言したのは元大阪市長で弁護士の橋下徹氏。橋下氏は26日放送の「日曜報道THE PRIME」(フジテレビ系)で、検疫法に基づいてこう発言したのだ。
「昨年の最初のころは緊急事態で、僕もある意味、政治判断でやむを得ないかなと思っていたが、検疫法第16条の2はこの間(2021年2月)改正があって、キチッと書いてあるのは、感染者の場合には宿泊施設での待機を要請できるが、感染の恐れがある人は自宅待機までしか要請できないんです」