立岩陽一郎
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立岩陽一郎ジャーナリスト

ジャーナリスト。1967年生まれ。91年、一橋大学卒業後、NHK入局。テヘラン特派員、社会部記者、国際放送局デスクなどを経て、2016年12月に退職。現在は調査報道を専門とする認定NPO運営「INFACT」編集長。毎日放送「よんチャンTV」、フジテレビ「めざまし8」出演中。

「文書交通費」の領収書公表に反対する自民党に与党でいる資格はない

公開日: 更新日:

「文書交通費」について自民党が臨時国会での法改正を見送る考えを示したとNHKが報じた。「与野党の合意を得るのが困難」というのが理由だという。当初は合意できるとしていたのは、月1度の100万円定額支給を日割りにするとの合意が自民と立憲民主党(以下、立憲党)との間で成立していたからだ。しかし立憲党が、これに領収書の義務づけを加えたので合意ができなくなったということだ。

「文書交通費」は郵便・通信、交通費に加えて東京での滞在費などの名目で国会議員に支給される。1947年に支給が始まり、徐々に規模、使途が拡大し現在は事実上、何にでも使える「手当」となっている。

 それが月の1日でも議員資格を得れば100万円が支給されるので「日割り」という話になったわけだが、この最大の問題は使途が不明な点にある。それを明らかにするには領収書の公表が必要で、それに自民党が難色を示したということだ。

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