“ただの人”石原伸晃氏が内閣官房参与に 議員バッジなくてもウハウハな自民党のうまみ

公開日: 更新日:

 露骨なオトモダチ人事に非難ゴウゴウだ。

 岸田首相は3日付で、10.31衆院選で落選した自民党石原伸晃元幹事長を内閣官房参与に任命。観光立国などを担わせるとの名目だ。ツイッターでは〈東京8区民に喧嘩売っとるん?〉〈落選が民意じゃないの?〉〈選挙に落ちたのは自己責任じゃないの?無職で生活に困ったら生活保護を受ければいい!〉など批判の嵐で、〈#石原伸晃の内閣官房参与任命に抗議します〉が拡散している。

 石原氏は政治キャリア31年を誇る当選10回の大ベテランで、国交相や党政調会長などを歴任。しかも派閥領袖だったが、立憲民主党の新人に約3万票差で敗れ、比例復活もかなわなかった。

「9月の党総裁選で岸田陣営の選対顧問も務めた石原さんは総理の盟友です。1957年生まれの総理、石原さん、(元幹事長の)石破茂さん、(元防衛相の)中谷元さんの4人は『四季の会』という会合を持ち、互いの誕生日を祝う間柄。初当選は石原さんが1期上ですが、総理にとっては『同期の桜』のような存在なのでしょう」(与党関係者)

 もっとも、温情をかけられているのは石原氏だけではない。浪人中の中山泰秀前防衛副大臣(大阪4区)は先月25日付で「政調会長特別補佐」に就任。ブログには高市政調会長と肘タッチを交わすツーショットをアップし、〈外交・国防・ゲームチェンジャー領域担当に就任しました。特にゲームチェンジャー領域担当という役職に自民党本部で拝命したのは、初の事例になると思います〉と誇らしげに書き込んでいる。

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