全国でどんどん進む「男女比率のアンバランス」…婚期が遅れるなど深刻な社会問題に
最近、周りに異性が少ないと感じたことはありませんか? たまたまスポーツジムに行かなくなったとか、職場が変わったとかという方もいるかもしれませんが、実はコロナ禍で男女比率のアンバランスが進んでいる地域は増えています。
厚生労働省の2020年人口動態統計では婚姻数が激減しています。
コロナ禍によるリモートワークの定着で、男性は地方に引っ越した方も多いようですが、一方、女性は地方から都心に向かう人が増えているところもあるとか……。
そのため、特に地方では結婚適齢期の男女の比率のアンバランスが進みやすく、そうなると必然的に恋愛対象の年齢の異性が少なくなり、婚期の遅れが懸念されます。
インド、中国などアジアでは1億人も男性が余っているといわれています。中でも、中国は結婚適齢期の男女比はアンバランスです。最近、少しは改善しているものの、男性が多いため、結婚できない男性が増えていて、深刻な社会問題となっています。
国内に目を向けると長野県は男性が多く、全国平均より婚姻率が低く、晩婚化が進んでいて、「適当な相手にめぐりあえない」ことが理由にあげられているアンケートもあります。