シニアの投資では要注意! 50、60代がやってはいけない「3つの資産形成術」
「次男が社会人になったのを機に、老後資金を少しでも増やそうと投資を始めました」と話すのは、埼玉県在住の会社員、久保田伸也氏(54)。
子供の教育費など家計支出のピークを過ぎて残った貯蓄約400万円のうち、300万円を投資資金にしたという。
「50歳を過ぎて投資の勉強をしていましたが、まだ戸惑うことが多いですね。ひとまず、勤めている会社に近い業界、電機関連の株に約100万円投資しました」
注意しなければならないことがある。
投資で資産を増やすといっても、世代によって投資目的とその手法は異なる。リスクの取り方も違う。このことを知っておかないと思わぬ失敗をしてしまう。
例えば、大きな支出の伴うライフイベントが目白押しの20~40代世代の投資スタイルは、資産を増やし、資産を形成することに重きを置く。