こども庁創設、野田聖子担当大臣に期待できるのか…子育てママの切実な現状と願い
「野田聖子さんが、こども庁担当大臣になるらしいけど期待できるのか……」とぼやいているのは都内在住の山之上幸子さん(仮名・49歳)です。
「さまざまな仕組みそのものを見直してほしいです。例えば、最初はひとり親向けに区役所からお米が配送されていたけど、今は、うちの区の場合は児童館に受け取りに行くよう手紙が届いた。近所の人やママ友と会うと気まずいので児童館なんて行けない」と嘆きます。
【写真】この記事の関連写真を見る(16枚)
さらに、「保育園はコロナで入所しやすくなったけど、子どもがよく病気にかかるので、仕事の途中でお迎えに呼ばれます。結局、仕事を辞めるしかありませんでした。小学校に上がったときに働けるかと思ったけど、通学路は20分、街灯もなく、子どもの帰りが遅くなると不安でした。送り迎えをすることになって小2まで仕事復帰は諦めました」