澤章
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澤章東京都環境公社前理事長

1958年、長崎生まれ。一橋大学経済学部卒、1986年、東京都庁入都。総務局人事部人事課長、知事本局計画調整部長、中央卸売市場次長、選挙管理委員会事務局長などを歴任。(公)東京都環境公社前理事長。2020年に『築地と豊洲「市場移転問題」という名のブラックボックスを開封する』(都政新報社)を上梓。YouTubeチャンネル"都庁OB澤章"を開設。最新作に「ハダカの東京都庁」(文藝春秋)、「自治体係長のきほん 係長スイッチ」(公職研)

小池百合子都知事は「日本初の女性総理」から一番遠くなってしまった

公開日: 更新日:

 4人の候補者による自民党総裁選の討論が佳境を迎えている。

 そんな中、今、日本で一番、地団駄を踏んで悔しがっているのはあの人に違いない。東京都の小池百合子知事である。

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 何しろ、ほんの1カ月前まで、国民からの批判を一身に浴びる菅首相とは対照的に、東京五輪パラリンピックでマスコミへの露出度を高めていたのが彼女だったのである。菅首相続投のまま衆院選に突入していれば、自民党の混乱に乗じて自らの国政復帰の野望を果たせた可能性は極めて高かった。だが、もはやその夢も潰えてしまったように見える。

 テレビで今、連日のように注目され、映し出されている女性政治家の姿の中に小池知事はいない。総裁選に立候補した高市早苗氏や野田聖子氏である。

 彼女たちの一挙手一投足が国民の耳目を集め、小池知事は完全に蚊帳の外にはじき出されて、マスコミへの登場回数も激減した。目立ちたがり屋の彼女にしてみれば、さぞイライラを募らせていることだろう。さらに付け加えれば、4人の候補者のうち、誰が新しい自民党総裁になっても年齢は60歳前後となる。

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