定年後こそ「長期投資」を心がける 資産をつくる方法を親子で学ぶケースも
意欲のある人はそこでめげず、家族、特に通信機器に明るい30~50代の子どもにサポートをしてもらい、口座開設、商品の購入をしています。
そうはいっても、実際に投資商品を選ぶのは大変なのでしょうか。次の面談時には、子どもが同席するケースも多いように感じます。そして親子そろって、投資の原理原則など考え方について学んでいきます。
自然にそうなるケースもありますが、最近はあえて子どもを同席させる親も出てきました。自分が学んで子どもに教えるより、一緒に学んだほうが子どもは理解しやすいし、将来の糧となる。そう考えるのです。親は「子どもにも投資を学ばせたいんだ!」、子どもは「父のネット証券の操作フォローで」という互いの思いが良いほうに働いています。
この考え方は大賛成。私は日頃から、子どもには「魚を与えるより、魚の取り方を教える」ほうが、子のためになると考えています。投資も資産を残してやるより、資産をつくる方法を教えるほうが、子どものためです。