浜矩子
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浜矩子同志社大学教授

1952年、東京生まれ。一橋大経済学部卒業後、三菱総研に入社し英国駐在員事務所長、主席研究員を経て、2002年から現職。「2015年日本経済景気大失速の年になる!」(東洋経済新報社、共著)、「国民なき経済成長」(角川新書)など著書多数。

自民党の政治家たちは完璧な“バブル”の中に生きている 総裁選めぐるドタバタで見えた本質

公開日: 更新日:

 自民党総裁選に出馬もできず、解散総選挙も人事刷新もできず、菅首相が退陣に追い込まれました。そこに至る過程や、総裁選に誰が立候補するのか、派閥はどうするのかなど一連のドタバタの中で、自民党という政党の本質がハッキリ見えました。

 それを象徴する言葉は「バブル」。コロナ禍で開催された東京オリパラで、感染爆発を防ぐために導入されたバブル方式のことです。

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 オリパラでは、大会施設を「泡」で包み、外側と遮断するから完璧だと宣言していたわりに、泡はもろかった。選手や業者が内と外を行き来していることが分かり、綻びが生じました。それとは対照的に、絶対に綻びない強靱なバブルの中に生息しているのが自民党の政治家たちなのだと、総裁選をめぐる騒動でつくづく思いました。

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