神楽坂淳
著者のコラム一覧
神楽坂淳作家

「うちの旦那が甘ちゃんで」(講談社)、「金四郎の妻ですが」(祥伝社)などの著書がある。

日本人の当たり前は世界的に見ればかなり贅沢

公開日: 更新日:

 水がないと、料理の選択肢も減ってしまう。日本の料理は水を大量に使ったり、茹でた水を捨てたりする。つまり、日本人は環境的にある程度恵まれているというのが前提にある。

 植物にしても、日本は無毒の植物が多い。芋でも、品種改良のすえに無毒になったものが多いのだが、日本では自生していた里芋も山芋も元から無毒であった。

 無毒のものと豊富な水に恵まれた結果、日本人がたどり着いたのが「新米」なのではないかと思う。そして玄米を食べていた日本人が「白米」を食べるようになったときに、「米食文化」が定着していく。

 江戸時代は、流しの「精米屋」がいた。臼と杵を担いで歩いていて、玄米を目の前で精米してくれるのである。「精米したて」というやつだ。白米の飯があれば、あとはわずかなおかずで十分というのが日本人の原点になったのは、やはり白米のおいしさだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新のライフ記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    眞子さんはNYで庶民生活を満喫! 迷子になってもへっちゃら…

    眞子さんはNYで庶民生活を満喫! 迷子になってもへっちゃら…

  2. 2
    NHK和久田麻由子アナが「おめでた」か? 産休後の後任と“玉突き人事”を勝手に占う

    NHK和久田麻由子アナが「おめでた」か? 産休後の後任と“玉突き人事”を勝手に占う

  3. 3
    サンモニ降板の張本勲氏、AKB妊娠発言の徳光和夫…“困った高齢者”が抱える共通項

    サンモニ降板の張本勲氏、AKB妊娠発言の徳光和夫…“困った高齢者”が抱える共通項

  4. 4
    「日本沈没」の主人公たちのマヌケっぷりにだいぶ冷めてきました

    「日本沈没」の主人公たちのマヌケっぷりにだいぶ冷めてきました

  5. 5
    万引誤認でウォルマート訴え勝訴 米アラバマ州の女性がゲットした巨額賠償金はいくら?

    万引誤認でウォルマート訴え勝訴 米アラバマ州の女性がゲットした巨額賠償金はいくら?

もっと見る

  1. 6
    森田剛が「5代目相棒」候補に急浮上! 稲垣吾郎、竹野内豊、向井理の名前も

    森田剛が「5代目相棒」候補に急浮上! 稲垣吾郎、竹野内豊、向井理の名前も

  2. 7
    中学受験「私立か公立か」開成と都立小石川中教の両方に合格したら…

    中学受験「私立か公立か」開成と都立小石川中教の両方に合格したら…

  3. 8
    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

    「ブラタモリ」抜擢の桑子真帆アナ “金髪チャラ系”の大学時代

  4. 9
    「高校監督時にプロ入りを勧めたのは新庄一人だけ」西日本短大付高の元監督が明かす

    「高校監督時にプロ入りを勧めたのは新庄一人だけ」西日本短大付高の元監督が明かす

  5. 10
    創業3年で月商1億円突破! ネット通販サイトを成功させた元イケメン俳優の挫折と道程

    創業3年で月商1億円突破! ネット通販サイトを成功させた元イケメン俳優の挫折と道程