姫田小夏
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姫田小夏ジャーナリスト

上海財経大学公共経済管理学院・行政管理学修士(MPA)。中国ウオッチは25年超、うち約15年を上海で過ごす。アジア・ビズ・フォーラム主宰。日刊ゲンダイでの連載などをもとに「ポストコロナと中国の世界観」(集広舎)。

在タイ邦人向けワクチン接種は8月に入りようやく現地…日本政府は「まるでやる気なし」だった

公開日: 更新日:

タイ在外邦人怒り爆発 日本政府ここでも切り捨て(上)

 国内の新型コロナウイルス対策では菅政権の無策ぶりが連日批判されているが、海外でも大使館の対応の遅れに在外邦人たちが怒っている。4月末、約8万人の日本人が住んでいるタイを感染の第3波が襲い、在タイ日本大使館には、在留邦人から現地でのワクチン接種を要望する声が多数寄せられていた。

 しかし、6月末の時点で日本政府が検討していたのは「一時帰国によるワクチン接種」だった。加藤勝信官房長官が7月16日の記者会見で「大使館の医務官は任国の医師免許がないから医療行為ができない」と、「現地接種」の否定をにおわせる。

「在タイの日本人を見捨てるのか」――在留邦人の不満が一気に高まった。自身も要望を出したというタイ在住の日本人F氏は「できるはずなのに、まるでやる気がない」と憤る。

 実際、タイの公衆衛生大臣は6月11日のツイッターで「大使館による予防接種の提供はどの医療施設でも行うことができ、大使館の敷地内である必要はない」と発信していた。協力病院を利用すれば「現地での接種」ができるという意味だ。

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